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地表・地質踏査

【地表・地質踏査とは】

目的
1. 土木地質的問題点の抽出
2. 地盤調査計画の立案
3. 特定箇所の精査

 

地表地質踏査までの前準備
1. 地形図、空中写真判読
2. 既存地質資料の収集

岩盤崩落の安定性評価

岩盤崩落の安定性評価

フィードバックすることが重要

・ボーリング、弾性波探査等の物理探査で明らかになった地下構造より当初、推定していた地質構造と相違ないか確認することが大事。
・相違がみられる場合は、もう一度現場(フィールド)にもどり、視点を変えて踏査する。


【現地踏査】

地表地質踏査の要点
1. 現在地はどこか?を明確に地形図上に再現できること
2. 肉眼(ルーぺ)により岩石が識別できること
3. 地層、鉱物、化石の同定ができること
4. 風化、変質の程度を表現できること
5. できれば、複数でフィールドに入る 議論しながらフィールドを歩く

地表地質踏査に準備するもの
1. 人里から遠い場合は、二人以上でフィールドに入る。難しい場合は連絡体制を作っておくことが肝要。
2. 露頭観察記録
  デジタルカメラ、フィールドノート、スケール、色鉛筆などなど
3. 測定器
  ハンマー、クリノメータ、ルーペなどなど

断層全景 破砕帯近景 輝緑凝灰岩に不整合に覆う
断層全景 破砕帯近景 輝緑凝灰岩に不整合に覆う

 

フィールドに入ると、いろいろなものと遭遇します。熊、鹿、猿、猪などなど。自然とふれあうことが楽しいです。特に、夏の日の渓流はすばらしい。

 

【踏査の成果品】